債権の回収などで、返済金を滞納した利用者にロボットが自動で催促の電話をかけるというようなサービスが好調のようですね。
なんでもこのロボットによる債権回収が好調な背景には、人手不足でコンタクトセンターの人員確保が難しくなっている点があるのだそうで、さらには「チャットボットやスマートフォンのAIアシスタント、スマートスピーカーなど、ロボットとの会話が社会的に受け入れられつつある」という現状があり、見事時代にマッチングしている模様ですね。
このシステムは「ロボティックコール」というのだそうで、自動音声(IVR)で電話をかけ、お客様にプッシュボタンで生年月日などを入力してもらうことにより本人確認を行い、お客様への督促および入金約束を取得するシステムとなっていて、どうやら返済日に入金がなかった場合、一般的には翌日すぐに催促の電話を入れると入金の約束を取り付けやすいのだそうで、利用者が単純に忘れているだけのじちが多く、うまく機能するのだとか。
また、さらに凄いのがロボティックコールは電話を受けることもできるようで、実際に人の場合は混み合って電話に出れなかったりするのですが、ロボティックコールならば折り返してくれた利用者を待たせることなく対応できるのだとか。
しかも一般的な入金約束の取り付け率は10~15%なのだそうですが、ロボティックコールを使えば20~35%程度まで高められると考えられているようです。
このように人手が必要な作業であれば、ロボットは大活躍してくれますよね。